私が初級の頃にした韓国語の勉強方法

入門韓国語を終えた皆さん、いよいよ本格的に初級の勉強をしようと思いますよね?
ハングルは何となく読めるようになったし、簡単なフレーズはいくつか分かるようになった。
で、思いましたよね。

入門の次はどうやって勉強するの?
今回は私が初級のころにした勉強方法をご紹介しようと思います!
ちなみにその他レベルの勉強方法はこちら。
私の思う初級レベル
私が思う「初級」レベルですが、入門との違いがちょっと難しいですね。
でも私の中では明確に違います。
私が思う初級レベル
- ハングルはほとんど読めるようになった人
- 簡単な自己紹介くらいはできるようになった人
- 本格的に韓国語の勉強を始めようと思った人
- 好きな芸能人がSNSでよく使うフレーズを文法的に理解したい人
こんな感じでしょうか?
やっぱりちょっと定義が難しかったです。

本格的に勉強を始めようと思った
ここが重要なポイントのような気がしています。
初級からはきっとすぐには頭に入ってこない苦手なことがいくつも出てくると思うんです。
入門の時と違ってワクワクだけでは乗り越えられない壁が立ちはだかる可能性が高いので。

でも乗り切れば世界は広がります!
どんな勉強をしていたか
入門の時はまったり勉強をしていた私ですが、初級の頃は毎日勉強していました。

当時は勉強ではなく遊んでいる感覚でした!

楽しんだもの勝ちです!
今回もちょっと長くなるので、最初にまとめておきます。
初級レベルの勉強方法
- NHKハングル講座のテキストをノートにまとめる
- K-POPで発音練習をする
- 韓国語で日記を書く
- 壁に韓国語を貼る
NHKハングル講座のテキストをノートにまとめる
まったり入門時代を過ごしていた私は本格的に初級から勉強しようと思うまで2年も掛かりました。

そこで取り出してきたのがNHKのテキストです!
3年目もテレビで韓国語講座を見ようと思ったのですが、先生が交代していました。
さらにその先生は語基で活用を教えてくれるタイプの先生でした。

語基!?初めて見た!
そんな状態になった私はテレビを見るのを辞めました。
私は母音と子音に分けた活用方法で学んでいたので、語基での活用を取り入れると混乱してしまうと思ったからです。
そこでテレビは諦めて、前年度のテキストで勉強することにしました。

NHKテキストをノートにまとめます!
なぜノートにまとめるかというと、テキストの表記が自分にとって分かりにく構成なので、自分の分かりやすいようにノートに再構成するのです。
ノートはきれいに書かなくても良いという意見もよく見かけます。
確かに中級以上の場合はそれも一理あるし、その頃は私も殴り書きが多かったです。
ただ、初級の頃は「楽しく続ける」ということが何よりも大切だと思います。
好きなノートに好きなペンを使うのが文房具好きの私には合っていました。

実際に私はノート作りが楽しくて、毎日テキストを見てノートに向かっていました。
そして私はこの作業を3回繰り返しました。
1回目はひたすら写すだけでまとめているとは言い難いノートでした。
2回目になると、重要なことや自分にとってのポイントが分かってくるので、うまくまとめられるようになりました。
3回目はテキストの会話部分をノートに貼って、文法ポイントをノートにまとめました。

ここまでやるとかなり見やすいノートの完成します。
元のテキストは切り取っているのでボロボロの代わりに、自分なりにまとめたノートがテキストになるのです。
元々のテキストは広告や色んなコーナーがたくさんあります。
何よりも毎月テキストが発売されるので複数冊あります。

自分専用の1冊のテキストはかなり便利です!
まとめノートというのは熟読しないと作れません。
これを3回も作ったので、この段階で文法はざっくり覚えています。
でも細かな部分はしっかりと覚えていないので、他の勉強方法で勉強する時もこの自作テキストはいつも横に置いていました。

こうして自作テキストを何度も見ることで私は韓国語の初級文法を覚えました!
K-POPで発音練習をする
入門の頃のハングル学習方法でもありました。
入門の頃よりハングルは読めると言っても、読む理屈を理解して読めているだけで、パッと口から出てくるわけではありません。
音声変化などの難しいところもフワフワ安定しない感覚です。

歌詞を見てひたすら歌います。
ルビはふらず、ひたすら歌います。
口が覚えるまで歌います。
読み方の理屈が頭で分かっても、口が分かってないと発音できません。
テキストの例文を音読するよりは楽しいし、テキストよりはスピードが速いので口慣らすにはこの方法はもってこいだと思っています。
具体的なやり方はこちらからどうぞ。
韓国語で日記を書く
基礎文法をNHKテキストで学びながら、並行して韓国語で日記を書いていました。

「日記を書くと語学力が上がる」

よく聞きますよね?
上がります!
日常を綴るいわゆる「日記」でもいいですが、そもそも私は日本語でも日記を続けられないダメ人間なので、それが韓国語になったからってできるわけはありません。

そこで私は自分のハマっている事を日記に書いていました。
その頃、カン・ドンウォンさんにハマっていたので、彼に関するニュースを見ての感想、とにかくカッコイイという事を書き連ねていました。
まだまだ初級なので文章は短いし、間違いも多いし、ハングルも下手だし……
日本語をハングル表記したりもしていました。
でもすごく楽しかったです!
おかけでこの頃にエンターテイメントに関する単語と過去形を完全に覚えることができました。

楽しいと日記も続きます!
壁に韓国語を貼る
日記を書く家庭で困ったことがありました。

助詞の使い分けが曖昧!
韓国語は日本語と似てはいるけど明確な違いもあるわけです。
それを最初に感じたのが助詞でした。
助詞で迷うと毎回まとめノートを確認しながら日記を書いていたんですが、ちょっとおバカな私はなかなか覚えられません。
毎回毎回ノートを開くのも日記をスラスラ書けないのも面倒に感じていました。

そうだ!壁に一覧表を貼ればいいじゃない!
そんな風に思い立った私は、K-POPのCDを買った時にもらったアイドルのポスターの裏に助詞と疑問詞を書いて壁に貼りました。
K-POPのCD買うとなぜかついてくる裏が白いポスター。
ちょっと処理に困っていましたが、かなり役立ちました!
オススメの初級テキスト
私は初級はNHKのテキストで学んだので、一般的なテキストは使っていません。
でも友達に教える時にこのテキストはいいなと思いました。
会話+文法説明というNHKテキストと同じ構成も好きなポイントです。
最初はいくら初級と表記があっても文法項目と例文だけの文法テキストは厳しいと思います。
以前にテキスト紹介の記事を書いたので、ご参考にどうぞ。
ただし、例文と文法だけのテキストなのでご注意下さい。
ついでに今年度のNHKテキストです。
こんな感じで1冊は薄いし安いので切り取ることに抵抗がありません。
その他の良さそうなテキストも探してみました!
初級の勉強方法まとめ
今思えば、初級の頃は挫折ポイントが結構たくさんあるように思います。
入門で済ませているはずの発音変化をふんわりとしか理解していないまま引きずっていたり、動詞の活用がいまいち分からなかったり。
でも、ひとつひとつの方法に楽しみを感じるだけで乗り越えられます!
当時の私も楽しく色々やっていただけで、「勉強している」感は全く感じていなかったです。

韓国語は楽しんだ者勝ちです!
