今回の韓国旅行は、前半は釜山、中日に日帰り慶州、後半ソウルという日程でした。
最後の最後まで戒厳令のデモを警戒して行くかどうか悩んだんですが、結果的に行ってよかったです!
ざっくりと旅行記を残そうと思います。
遅いけどね。
記憶も曖昧なとこあるけどね。
今回は7泊8日で行ってきました!
去年は日本で友達とカニパーティーしてたから、2年ぶりの韓国!
ソウルには15回以上行ってるけど、なんと釜山は初めて。
15回目から数えるの面倒になって数えてないからもっと行ってるソウル。
さらに友達に会うために水原と天安も行ってるけど、基本ソウル。
留学の時の校外学習で北朝鮮が見える町まで行ったけど、基本ソウル。
釜山は気になってたけど、なぜか行ってなかったのです。
そんな初釜山は、最高でした!
なんかね、かつてのソウルを感じる。
昔のソウルって異国感ありましたよね?
老若男女問わず親切で、外国人もあんなに溢れてなくて。
そのソウルの感じがまだ釜山にはありました!
あの大好きだった近くの異国がこんなに近くに!
そんな釜山旅行を思い出していこうと思います。
写真は気が向いたら載せます。
写真のアップロードって面倒ですよね。
今回の旅行記は、ものすごく長文なのでお好きな目次から記事にお進みください。
【1日目】思ったより近かった釜山に上陸
機内っていろんなことが起きるよね
アシアナで予約したはずの私の航空券。
予約完了してみたらエアプサン、そう共同運行便。
座席指定もお金取られたよ、LCCですもんね。
LCCだから機内食出ないと思って空港でサンドウィッチ食べたら、機内食出たんですよ。
アシアナで予約した人だけ出るとのこと。
あ、そうそう。
エアプサンのCAさんはカタコトの日本語しか話せない模様でした。
飛行機内でよく使う日本語でのやり取りはできるっぽいです。
あ、もちろん英語は通じますよ。
なのに私が日本語で「さっきサンドウィッチ食べたので、機内食いりません」とか言うから、CAさんが困って言葉に詰まってしまいました。
そんなこと言う人きっとおらんのやわ。
ごめんよ。
そこで会話を韓国語に切り替える。
「韓国語話せるんですね!せっかく出るし、もったいないからとりあえずもらっといて食べられる分だけ食べるのはいかがですか?」
めっちゃ喋るやん!
ベテランっぽい姉さんやったし、会話する余裕あるんやわ!
「いや、でもお腹いっぱいなんで……」
「いや、でもお客様、せっかくなので」
「機内食の内容って…?」
「サンドウィッチです」
サンドウィッチ!!
さっき食べたやつ!!
短時間路線のこんなところで時間を取らせるのも申し訳ないので、いただきました。
そして頑張って全部食べました。
「お客様、全部食べられましたね!」
超笑顔で褒めてくれました(笑)
パンはパサパサだったけど、レタスが新鮮でシャキシャキでした。
何味かはちょっと不明です。
そんな機内食タイムですが、お隣の座席では赤ちゃん連れの家族と、その後ろのカップルが揉めていました。
なんか座席を蹴られて、赤ちゃんにあげてたミルクが溢れたそうな。
揉めに揉めてCAさん通路に常駐してなだめてる中、サンドウィッチを食す私。
そもそもアシアナ予約の人が5人もいないから食事中の人のが少ない。
さらに機内はほぼ韓国人。
隣が揉める前に配ってた入国カードが私の手前で一旦止まる。
隣が揉めてるからね。
通れないもんね。
揉める隣席、食べても減らないサンドウィッチ、もらえない入国カード。
みんな!この路線2時間も乗ってないよ!
やることいっぱいあるよ!忙しいよ!
入国カードを私に下さい!!!
おばちゃんは親切すぎて手を繋いでくる
無事に入国カードを機内で記入し、ついに入国。
そしてeSIMカウンターでスタッフの姉さんとiPad設定している時に、関東から来た友達と合流。
金海空港は狭いからこういう時に便利ですね。
金海空港から、ホテルのある西面までは電車移動です。
しかし!
T-moneyの残高不明!
乗れるか?
そして持っている現金は15,000ウォン。
え?チャージしたら足りるよね?
友達のウォンは……家に忘れたと!!
よし、友よ、なけなしの現金を貸してあげよう……。
そんな行き当たりばったりの我らの目に入ってきたのは、両替所!!
地下鉄の駅に両替所がありました!
さすが国際空港最寄り駅!
レートも別に悪くないので、ここでいくらかを両替しときました。
今回は市場行く機会が多いので現金あった方がいいかなと。
私はレートよりも時間を優先するタイプなので、レートの良い両替所にわざわざ行くタイプではないのです。
そう、面倒くさがりだからです!
本当はWOWPASSで現金両替したかったけど、WOWPASS機械が空港周辺で見つけられず。
きっとどこかにはあるのでしょう。
大きいスーツケースさえなければ探すけど、時間もったいないのでまずは移動。
スーツケース持って在来線はきついですね。
しかも途中のササン駅で乗り換えもあるから。
そんなこんなで西面駅に到着。
中心地は出口がいっぱい。
ソウルは慣れてるから迷わないけど、釜山は初上陸なので未知。
スーツケースをゴロゴロしながら日本語で騒ぐ私たち。
「え?どこ?出口多すぎひん?」
「人多くない?」
「人多いのに静かじゃない?」
「え?ここ韓国やんな?」
「静かじゃない?」
「ほんで、出口どこなん?」
すると、どこからともなく颯爽と現れたおばちゃんが「どっから来たん?」と。
あ、訳は関西弁ですが、釜山は韓国の関西って聞いたことあるのでお見逃しください。
「日本です」
「どこ行きたいの?」
「◯番出口です」
「こっちやわ!」
「あ、大丈夫ですよ、自分たちで行けますよ!」
それでもグングン進むおばちゃん。
途中で持ってたショッピングキャリーを華麗に隅に置く。
え?置いていくん!?
取られへん!?
「え?あのカバンは?大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫、ほらこっちやで」
「あの、カバンは……?」
グングン進むおばちゃん。
そして、迷うおばちゃん。
え?迷うの?
逆にめっちゃ気遣ってまうやん!
「この辺やねんけどね?」
「ここで大丈夫ですよ、本当にありがとうございます、あとは自分たちで行けるので」
「あ、こっちちゃう!?」
そのまま手を繋がれ連れて行かれる私。
そしてエレベーターのところまで無事到着。
そして手を繋いだまま地上まで着いてきてくれたおばちゃん。
ありがとうすぎて、持ってた日本のお菓子を差し上げると「私の気持ちやし、こんなん貰うなんて逆に申し訳ないわ」と。
なんていい人!!
でもこちらもめっちゃ親切にしていただいたので「私たちも気持ちです」と受け取っていただいた。
すると、友達が「私、変なお菓子あげちゃったかも……」と言い出した。
何をあげたか聞くと「……干し梅」
いや、厳しない!? 食べられる!?
もっと美味しいお菓子あるのに代表的な日本のお菓子と思われてまうやん!
まあ私があげたのもパッションフルーツ味のグミなので、日本の情緒なんてないですけどね。
くそう、抹茶的な何かを持っていれば!!!
なんかソウルでもいろんなおばちゃんがいろんなとこ手繋いで連れて行ってくれたな、と昔を思い出しました。
あ、電車の中で膝に物置いてくる物売りの人も釜山で見ました。
最近、ソウルで見ない人たちな気がするけど、まだいるのでしょうか?
バス派になったから見ないのかな?
とりあえず夕食はスンデクッパ
そんな優しいおばちゃんのおかげで無事にホテルに着けました。
荷解きもそこそこに夕食のお店に向かいながらご近所を散策。
ついでにWOWPASSにチャージもせねば。
釜山の西面を歩いていて、やっぱり静かだなと思いました。
人がいないわけじゃないのに静か。
騒いでる人がいない。
話す声も大きくない。
すごくいい。
ソウルってなんであんなにうるさいんだろう?
嫌いじゃないけど、釜山の静かさが心地良い。
お店の音も静か。
隣のお店の音楽が邪魔してない。
韓国の関西って聞いてたけど、イメージが違いました。
大阪めっちゃうるさいですもんね。
そしてチェックしていたスンデクッパのお店へ。
スンデが大好物なんです。
珍しがられるけど大好きなんです。
しかし!!
お腹空いてない!!
サンドウィッチ2人前食べたからね!!
パンのくせに、消化しない!!
動いてないからか!
移動してるだけだから基本座ってますもんね。
でも大好きなスンデクッパなので完食です。
はち切れそうなお腹で西面を散策していると、例のデモをやったました。
とても小規模に。
デモがあったら行きたい界隈行けないかもと思ってたけど、大したことなかったです。
結果論ですけどね。
日本ではないから何かあった時にどうにかできる術が想像できるなら行こうと思ってました。
今回は、言語が分かる、船でも帰国できる、首都ではない、ということで行くことに決めました。
今となっては、いろいろ状況も変わってますね。
どんなに見た目が似ていても、距離が近くても、全然違う国です。
やみくもに怖がることもないと思いますが、自分の常識は世界の非常識です。
そんなことを思った1日目でした。
【2日目】 海だ!海雲台と広安里を観光
海雲台でカモメを楽しむ
さて、2日目は海岸沿いを観光です。
まずは海雲台へ。
西面からは地下鉄1本で行けるので便利ですね。
地下鉄も静か。
誰も騒いでない。
海雲台伝統市場で朝食を食べようと早起きしたのですが、お店が開いてない!
観光市場だからなの?
我々が早すぎたの?
車も普通に走ってる。
何度か「車来てるよ!危ないよ!」と声かけてもらいました。
本当に優しい。
そしてこういう感じは確かに関西っぽい。
とある大阪の交差点で方向音痴の友達に電話で説明してたら、知らんおっちゃんが「あっちのが分かりやすいんちゃう?」と混ざってきたことみたいなことと多々あるんですが、あの感じです(笑)
とりあえず端っこまで歩いたら粉物屋さんがあったので、オデンとトッポッキを食べました。
釜山のトッポッキは米粉入ってるからモチモチで美味しいですよね!
さあ、朝食もそこそこに、海雲台のメインは海鮮です!
散策しながらお店に向かいます。
それにしても海雲台って街がきれいですよね。
新しい感じの街ですね。
そして街に高級感があります。
どうしてもトイレに行きたくて行った高級ホテルのトイレが美しすぎて落ち着きませんでした(笑)
そしてやっぱり静か!
何で何だろう?
そうこうしているうちにお目当てのお店に着いたのですが、まだ開いていない。
ウェイティングもまだやっていない。
というわけで海へ!
砂浜って癒されますね。
港街に住んでいる私なので海は珍しくないのですが、それでもきれいな砂浜は癒しです。
あとカモメがすごい!!
いっぱいいる!!
しかも近い!!
かわいい!!
海雲台で一番撮った写真はカモメです。
海でもなく、おいしい食事でもなく、超高層ビルでもなく、カモメです。
日本にもいるカモメです。
カモメに餌付けしているおじさんがいて、いっぱい集めてくれるのです。
めっちゃ楽しい!!
何時間でも居たい気持ちですが、海風は寒い。
そしてお腹も空いてきました。
海もきれいでしたよ。
ランチは海鮮
待ちに待ったランチは海鮮!
ミポジプという有名なお店で食します。
お値段はランチにしては結構します。
30,000ウォンくらいだったような?
でもいろんな海鮮の醤油漬けと釜飯が楽しめます。
前菜も出ます。
今こそ写真なんでしょうね。
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ここで写真が見られます。
カンジャンケジャン、カンジャンセウ、いろんな貝、タコ、刺身の入ったセットです。
豪華!!
そして美味しい!!
普通のカンジャンケジャンより爽やか風味がありました。
何が入ってるんだろう?
ちなみにここはかなり並ぶのでウェイティング必須です。
カカオトークに韓国電話番号を認証させていないとメッセージ受け取れないので呼ばれても分かりません。
ちなみに私たちはどうしたかというと、とりあえずウェイティング番号を取得して、スタッフの方が声で番号を呼んでくれるので、耳で対応しました!
友達は韓国電話番号付きeSIMにしてたけど、カカオ未使用。
私はカカオアカウントあるけど日本の携帯番号と連動、しかもeSIMはiPad用なので韓国携帯番号なし。
番号は韓国語ですが、外国人も多いので反応がなければ英語でも言ってくれるので安心して下さい。
かといって英語が通じるわけではなさそうでした。
でもおそらく困らないと思います。
韓国語ができれば一番楽です。
それにしても海鮮って何でこんなに美味しいんでしょうね。
今度は生じゃなくて、浜焼きみたいなお店行きたいな。
ヘリダンキル好きかも
海辺の道を散策しながら次の目的地へ。
そういえば、海雲台は超高層ビルの上の方にあるスタバが有名だそうです。
きっと景色いいんでしょうね。
散策しながら上を見上げたけど、超高層すぎて見えませんでした。
ご興味のある方はぜひ。
他にもモノレールみたいな乗り物とかもありました。
これもご興味ある方はぜひ。
砂浜は寒いからかそんなに人はいませんでした。
夏はきっとここが人でいっぱいになるんでしょうね。
めっちゃきれいもん!
韓国は旧正月を祝うので、年末年始はまだクリスマスイルミネーションをやっています。
海雲台もそのエリアはいろんなオブジェがあって人も多かったです。
そんなイルミネーション前のオブジェを抜けて、ヘリダンキルというゾーンに行きます。
ちょうど駅を挟んで海と反対側にあります。
ここで行きたいお店があったのです。
カラフルなトートバッグがいっぱい置いているお店です。
なんとかマンションっていう名前、何やったけな?
Luft Mansionや!
なんかオシャレな雑貨屋さんです。
トートが可愛いので私も1つ奇抜な色を買いました。
友達は頭が寒いとのことでニット帽を。
オシャレさより実用性、さすがや。
このヘリダンキルにはオシャレなカフェもいっぱいあるみたいです。
しかし我らは海鮮でお腹いっぱいなので、カフェは断念しました。
ここで無理にでもカフェに行っておくべきとは想像もせず、次に移動です。
海雲台はまた行きたいと思うほど好きな街でした。
夏はきっとまた雰囲気が変わりそうですが、冬は落ち着いていてとてもまったりできました。
広安里でカフェ難民
海辺を開拓、ということで同じ地下鉄沿線の広安里へやってきた私たち。
でも特に行きたいところもなく……。
どんな感じか見にきただけという行き当たりばったりさ。
よかった、友達がガチガチに予定立てるタイプじゃなくて。
1つだけ釜山のお土産屋さん(オシャレ)があるので、そこで嵩張らないお土産を物色。
そして朝から動いて疲れたので、カフェを探すもどこもいっぱい!
全然空いていない!
なんで!?
海雲台には外国人観光客の人たちもいっぱいいたけど、広安里にはそんなにいなかったのに。
地元の方か?もしくは韓国人の観光客さん?
ひたすら色んなカフェに行ってみるも断念。
海岸沿いは人気だからでしょうか?
とりあえずパン屋さんがやってるカフェに席を発見し、そこで休憩できました。
ヘリダンキルで1回カフェ休憩しとけばよかった!!
西面中心地散策とナッコプセ
そんなこんなで疲れ切ってた体で西面にりましたが、中心地を散策です。
前日にデモもやっていないことが分かったので、雑貨屋さんを巡ってみました。
行きたいお店もチェックしてたけど、デモに使われている道沿いであることを事前情報で得ていたので諦めていました。
行けてよかった!
好みの文房具多めの雑貨屋さんが思ってたよりありました。
めっちゃ欲しい手帳があったんですが、ソウルへの移動で重くなると思って買わなかったことを今でも後悔してます。
ソウルには何でもあると思ってたもので。
これだ!と思ったら買った方がいいですね。
日本では絶対に手に入らないものですしね。
さて、気を取り直して、この日の夕食です!
これもまた超有名店、ケミチプでナッコプセを食します!
ナッコプセってカタカナで見る機会が多かったから「ナッコプセ」っていう固有名詞だと思ってたけど、違うんですね。
ナクチ(手長ダコ)、コプチャン(ホルモン)、セウ(エビ)の省略語だったんですね。
カタカナで書くとちょっと分かりにくいけども。
낙지+곱창+새우=낙곱새 か。
なるほど。
おいしかったです!
すごくおいしかった!
しかし!!胸焼けもすごい!!
コプチャン焼く時って脂は落ちるじゃないですか?
でもナッコプセは鍋に入ってるから脂の逃げ道がない!!
全部素材が吸ってしまう!!
さらに白飯にかけたら、白飯も脂を吸収してしまう!!
最初はおいしいんですよ。
ていうか、最後まで味はおいしいんですですよ。
ずっと舐めていたい、みたいな(笑)
それくらいおいしい!
しかし脂が……。
もしや加齢なん!?
いや、元々霜降りより赤身の方が好きやしな。
加齢じゃないはず!
好みやと思う!!!
でもさすが有名店、ウェイティングももちろんあります。
ここは携帯じゃなくてホワイトボードに名前書く方式なので、韓国携帯なくても大丈夫です。
ハングルで書いている方ももちろん多いけど、イニシャルの方もいたりして、前に倣って書けばいいと思います。
書くタイミングでなんか流行りがありました。
私たちの時はイニシャルだったけど、ちょっと後ろになるとハングル一文字に流れが変わってたり。
こういうの面白いですよね。
ちなみに私は流れを変えたいタイプの性格なんですが、ここは流れに身を任せてイニシャルにしときました。
お店の前でウダウダしていると、お店の方が呼んでくれます。
そして、脂っこいものを食べた後は甘いものを食べたくなる韓国旅行あるある。
帰り道、西面をうろうろしてたらクァベギの屋台を見つけたので、デザートにすることに。
ここで英語名の韓国語発音を上手いこと言うという試練がやってきます。
友達に日本語で説明した後は、ハングルを確認してハングル発音を強めに意識して注文。
無事、通じました。
まあ、間違えても恥ずかしくもないし、凹んだりもしないタイプなので、そこまでのプレッシャーはなかったですが、買いたい商品が全部それだったもので。
韓国語を知らない方には分かりにくいので、マクドナルドで説明しましょう!
韓国語勉強されてる方はご存知かと思います。
英)McDonald
日)マクドナルド
韓)맥도날드(メkドぅナrドぅ)
これですよ。
母音の認識差とパッチムですよね。
小さい「ぅ」もなんか違うんですけどね。
1つ目は雑に言えば「ウ」の口で「ぉ」だろうし、2つ目は「イ」の口で「ぅ」ですよね。
これはもうカタカナの限界です。
ハングル読めばいいだけなんですけどね。
引っ張られるんですよね、日本語発音に。
コンビニで好きな棒アイスも買って、ホテルでデザートパーティーです。
【3日目】 南浦洞周辺と西面周辺を散策
初の釜山駅
友が朝から推し活で釜山駅に行ったので、私は遅めに起きてご近所散歩。
西面にもサンサンマダンあったから行ってみたら、何かのポップアップやってて入れなかった。
デザイン系の雑貨見たかった。
そこから散歩がてら歩いて隣の駅まで行ってみることにしました。
自動車修理工場区域があってそこはちょっと怖かったです。
お店とかも潰れてるっぽいし、工場ばっかりだし、謎のおじさんいるし。
謎のおじさんはアジアはどこの国にもいるイメージです。
行ったことある国にはほぼいましたね。
私がビビリなのかもしれませんが、体感と直感と野生の勘は大事なので、それっきり近づかないようにしてました。
そんなこんなで地下鉄に乗って釜山駅へ。
KTXの釜山駅に向かおうとエスカレーターに乗っていると、知らないおばちゃんが「ここから釜山駅に行けるの?」と聞いてきました。
うん、どう見ても日本人の私に聞いてくるのね。
後ろにめっちゃ韓国人いるのですが??
私、めっちゃ道聞かれるタイプなんです。
日本はもちろん、外国でも。
まだ韓国、台湾は分かる、ぱっと見で見分けがつかないかもしれないから。
でも東南アジアでも聞かれるのはなぜ?
完全に雰囲気違うと思うねん。
ヨーロッパは行ったことないから分からないですが。
ちなみに後述しますが、翌日に行った慶州では3人に道を聞かれました。
そのおばちゃんとは行く方向が同じだったので、途中まで一緒に行きました。
「私、観光客で日本から来てるんです」っていったけど、「私も観光で来てて母を駅まで迎えに行くの」って言われました。
ポイントは「観光」という共通点じゃないのよ、「日本人」っていう外国人アピールなのよ。
まあ、楽しかったからいいんですけどね!
BIFF広場から国際市場、カントン市場へ
友達と釜山駅で合流した後は、地下鉄に乗って南浦駅へ。
ここにはたくさんの観光地があります。
BIFF広場、国際市場、カントン市場、チャガルチ市場などなどです。
まずはBIFF市場から。
ここはなんかファッション多めでした。
しかもスポーツ系。
そして大好きなART BOX、どこの街にもあるART BOX。
ここで友達はシアホットク食べてました。
私はトイレを求めて本屋さんに行ったのですが、市場の近くだからかトイレ利用できませんでした……。
この後、トイレを求めて彷徨うことに。
BIFF広場はスターの手形が有名ですが、もはやただの道。
誰も注目していません。
私もよく分からないまま、とりあえず写真撮りました。
誰の手形かは不明。
そのまま歩いて国際市場へ。
勝手なイメージで市場って食料品を売ってると思っていました。
なので、友達とずっと食べ物を探してたんですが、ありません。
国際市場は、どちらかというと日用品の市場のようでした。
エリアごとに売ってるものの絵が書いてあって分かりやすいです。
国際市場と道を挟んだ隣にカントン市場があります。
ここは食べ物たくさんあります!!
ここでランチすることに。
ずっとタンミョン食べたかったので、お店探し。
自らをマッチプ(おいしいお店)だと客引きするお店に座ってみました。
タンミョン、思ってた味と違う!
辛い系だと思ってたけど、出汁系だった!
おいしい!!
これにキンパとトッポッキを追加して、お腹いっぱい。
推し活で朝からテジクッパ食べてきてた友達はもう限界。
その後、カントン市場を彷徨っていると、どんどん迫ってくる思考。
「トイレ行きたい!!!!!」
そう、市場でトイレを探すのは大変なんです。
しかも清潔なトイレを探すのはほぼ無理です。
そもそも韓国のトイレの半分は汚い。
あ、でも東南アジアよりはマシかもしれない。
ちなみにもちろん個人的見解です。
そんな韓国の市場、きれいなトイレではないにしても、空気椅子で用を足すことになったとしても、入れたらいい!
そして見つけた公衆トイレ。
……無理。
謎に床が水浸し。
浸しっていうか床上浸水レベル。
個室にたどり着けない。
はち切れそうな膀胱。
理解を超えてきたトイレ。
究極の選択です。
私は膀胱にもうちょっと頑張ってもらうことにしました。
とりあえず別のトイレを求めて彷徨っていると、国際市場の公衆トイレが入れるレベルでした!!
良かった、もう無理かと思ってた。
でもあれです、さっきの理解越えトイレの後だったのでマシに見えただけです。
ホテルのトイレをレベル10とすると、ここのトレイはレベル3です。
皆様も市場散策の際にはトイレにお気をつけ下さい。
チャガルチ市場とカモメ
トイレも落ち着いたところで、チャガルチ市場へ。
ここは鮮魚市場なので、特に買うものはないんですが、行ってみたくて。
次回は海鮮食べに行きたいですね。
チャガルチ市場は、野外に魚がめっちゃ並べられてて、外国の市場って感じでした。
スーパーに並んでる切り身の魚しかほぼ見ないので、すごく新鮮でした。
ソウルでも鷺梁津水産市場に行ったことあるんですが、あそこは室内ですもんね。
青空の下でカラフルなパラソルの下、並んでる新鮮な魚。
すごくいい雰囲気でした。
なんか韓国映画の中に入ったみたいな感じ。
そのまま港の方にも行けたので行ってみました。
謎に人がいっぱいいる!
謎にサックスを披露してるおじいちゃんもいる!
しかも曲はトロットっぽいやつ!
すごい外国感。
ここ最近ソウル旅行では感じられなかった外国感。
港もすごくいい景色。
そしてここでもカモメ、カモメ、カモメ!
行き交う大きめの船、魚の匂い、おじいちゃんのサックスBGM、そしてカモメ。
すごく落ち着く。
ここでもカモメを撮りまくり、カモメの魅力に取り憑かれた私たちです。
どこにでもいるのに。
なんなら地元にもいるのに。
でもなんか全然雰囲気が違うんです!
釜山、好きやわ。
釜山駅から釜山港へ行ってみる
チャガルチ市場からバスで釜山駅に戻ります。
地下鉄で戻っても良かったんですが、バスの方が景色見られるので好きです。
韓国ってバスの方が便利ですよね。
ソウルでの移動もバス派なんですが、釜山もバス便利でした。
一番いいのは長い階段を上り下りしなくていいところ。
これにつきます。
あと意外と座れる。
釜山のバスってデザインめっちゃ可愛いんですよ!
お土産ステッカーになるくらい!
なんかの国際イベントの時にデザインとサービスを一新したとか?
あと、運転手さんも優しい。
そして、静か。
ほんと釜山は静か。
静かっていうか騒がしくない。
韓国って騒がしいイメージでしたけど、場所によって違うんですね。
当たり前だけど。
広い世界を見ないと!とあらためて思いました。
動画で見るのと、行ってみるとでは感覚が全然違います。
体験しないと分からないです。
これも当たり前だけど。
そして、釜山駅に着いたけど、特にやることがない。
そこで釜山港に行ってみることにしました。
釜山駅から繋がってると聞いたのです。
繋がってはいた。
繋がってはいたけど、遠い!
駅からブリッジで繋がってるんですが、見晴らしはいいのですぐに釜山港は見えてきます。
でも歩いても歩いても着かない。
めっちゃ長い長い通路です。
荷物があっても動く歩道があるので、それは楽かもしれません。
そしてたどり着いた釜山港。
国際ターミナルだから、めっちゃ広いです。
そしてトイレが多い!!
船ですもんね、飛行機より乗ってる人数多そうですもんね。
これは安心です。
国際港なので、イミグレーションももちろんありました。
でもカフェくらいしか座って食事できるところは無さそうでした。
食堂みたいなのがあったけど閉まってました。
釜山駅が近いからみんなすぐに移動するのかな?
もしくは船の中に食堂あるから別に待つところにはいらないのかな?
港が見えるカフェの外のベンチで大好きなコグマラテ(さつまいもラテ)をまったり飲みます。
ここから大阪にも行けるのか。
楽しそう。
でも船酔い絶対する。
船酔いさえしなければ、大阪から釜山行ってみたい。
ここにはカモメはいなかったけど、すごくまったりできました。
港っていいですね。
ていうか港行き過ぎじゃない?
さすが、港町釜山。
服屋のお姉さん、まさかの。
釜山港からもバスで西面に戻ります。
行きたかった服屋さんの近くに停留所があったので、やっぱりバスの方が便利。
服屋さんではパーカーが欲しかったんですがサイズが色々でベストなサイズを探せず。
狭い店内で日本語でワイワイする私たち。
「Lかな?Mかな」
「Sしかなくない?」
「LLはデカ過ぎるやろ」
お店のお姉さんにサイズについて質問しまくります。
欲しかったデザインも売れちゃってて合うサイズが見つからない。
ちなみにお姉さんとの会話はすべて韓国語です。
なのに!!
なんとお姉さん、日本人だった!!
ちょっと!!
言ってよ!!
めっちゃ韓国語で話しかけてもたやん!!
その時に言ってよ!!
なんで韓国語で返してくるん!?
てっきり韓国人かと!!
私たちのサイズについての大騒ぎ全部理解されてた(笑)
途中から日本語対応に変更してくれた。
ほんま、先言ってよ(笑)
通訳するの面倒くさかったで?
ごめんね、騒いで。
よくよく聞くと現地の方とご結婚されて働いてるそうです。
とても親切なお姉さんでした。
その後、釜山名物ミルミョンを夕食にしました。
寒いけど、ミルミョン。
そしてカフェでケーキ食べながら明日の慶州しらべ。
【4日目】 行ってみたかった慶州に日帰り旅行
日帰り世界遺産
昨晩KTXアプリで空席照会をしたら、座席に余裕があるっぽかったのでKTXチケットは当日窓口で買いました。
券売機でも買えるかも?
買ったことないから不明です。
慶州は釜山からめっちゃ近いです。
30分くらいかな?
乗る車種にもよるかも。
高速バスもあるみたいです。
高速バスの方が慶州のメインエリアに近いので、高速バスの方が楽かも?
KTXの場合は、駅からバスに乗らねばなりません。
しかもバス停にはハングルしかありません。
英語もあったかも?
途中、建物も何もない道を通るので、ちょっと不安でしたが、無事到着。
中心地からは高速バスターミナルの方が近かったので、バスの方が楽かもしれません。
釜山側のターミナルがどこにあるか知らないので、次回行く時には調べねば。
どちらにしても気軽に行ける距離なので、慶州おすすめです。
とりあえずお腹が空いたので、慶州名物のサンパプを食べました。
いいですね、野菜いっぱい!
おかわり自由!
白米とおかずを葉っぱに挟んで食べるだけでこんなにおいしい!
しかもヘルシー。
トッカルビ定食にしたけどヘルシー、なはず。
古都ってロマン
慶州は新羅時代の歴史が残っています。
新羅時代って世界史の朝鮮半島の歴史で一瞬出てきましたよね。
調べてみたら統一新羅が676年とのこと。
平城京くらいの時?
新羅が出てきたのは紀元前で、日本では古墳時代らしい。
すごい!めっちゃ昔!
コメント雑だけど、めっちゃ昔!
その時代のものが残っている、まさに古都!
たくさんの古墳群は、土饅頭なので「のどかだな」くらいの感想しかなかったです、ごめんなさい。
でも、「日本と形違うのね」「ここは丸いのにどの過程で日本に文化が着く頃には前方後円墳になったんやろ?」とか知的好奇心は刺激されます。
そして、一番「わぁー!」と思ったのが、チョンソンデ。
ハングルでは첨성대なんですが、どんな漢字なんだろうか?
後ろ2つはきっと星台だけど1つ目が分からぬ。
調べてみたら「瞻星台」だった。
見たことない漢字ですね。
「瞻(せん)」は「見る、見上げる、仰ぎ見る」という意味らしい。
「星を見上げる台」ですね。
昔は星を見て政治してたらしいですもんね。
そんな星を見てた頃の建造物が残ってるなんて素敵。
東洋最古の天文台だそうです。
妙に好みの建物すぎてピンバッジも買ってしまいました。
私、こういう「昔の人と同じ景色を見てるんだな」っていう場所好きなんです。
ロマンじゃないですか?
カンボジアで見たアンコールワットとか、タイのアユタヤ遺跡とか、周りに何もなくて同じ建物と同じ風景をずっと昔の人も見てたんだと思うと、なんかロマン。
こういうのってその場にいないと感じないんですよね。
写真や動画では感じないんですよね。
そして、そこから大きな公園を通って東宮と月池に。
東宮は東アジアではお世継ぎ男子に当たる人が住む宮殿って意味ですよね。
月池のネーミング素晴らしくないですか?
きっと夜に行った方が池に月が映るんでしょうね。
しかし我らは日帰り旅。
昼間はまあ普通の建物でした。
しかも復元なので、特にロマンも感じず。
夜はライトアップしてるみたいのなので、慶州に1泊してライトアップ見るのもいいかも。
そしてそこからまた公園を抜け、キョチョンマウルという民俗村でこれまた「当時の人と同じ景色を見てるのか」とロマンに浸りました。
そのままファンニダンキルという韓屋をリノベしたオシャレゾーンを散策。
ここはめっちゃ人います。
オシャレカフェやら雑貨屋さんやらあるからですね。
もうやたらオシャレ。
そして人混みすぎてカフェに入れない。
大きい公園を通り抜けるだけでも疲れるお年頃なのに、休憩できない。
なんとかものすごくオシャレなカフェに空席を発見し、無事休憩。
ここで食べた塩キャラメルなんとかがめっちゃおいしかった!
テイクアウトしようか迷ったレベル!
慶州めっちゃ良かったな。
今回は行けなかったから仏国寺とか博物館とかも行ってみたい。
慶州すごく好きです。
なんかすごく落ち着く。
また絶対行きます!
慶州で3回道聞かれた
そういえば、慶州3回も道を聞かれました。
最初は慶州駅で日本人親子に中心地へのバスについて。
これはまあ分かる、日本語で友達と喋ってたからね。
仲間意識ですよね。
2回目はファンリダンキルからバス停への道。
3回目は帰りのバス停でファンリダンキルへの道。
なぜ私なのか?
周りにいっぱい現地の人っぽい人いますよ?
でも助け合いは大事。
こういう交流も楽しいですよね!
私も道行く人に助けを求めますしね。
持ちつ持たれつですね。
そんなこんなで日帰り慶州旅、かなり楽しめました。
有名ピザ食べながら荷造り
釜山駅に戻って、西面に向かってバスに乗っていると友達がポツリ。
「逆方向じゃない?」
え?あれ?
バス停で路線見たのにな?
すぐNAVER MAPで検索。
はい、逆方向!!
ごめん、友よ!!
ハングル読めるのは私だけ。
私のミスです。
ごめんよ。
でもおかげで気になってたホテル、コモドホテルの外観を見ることができました。
確か『愛の不時着』のロケ地なんですよね?
外観が独特で気になってたんです。
ミスから思いもよらず観光ができました。
そして正規ルートのバスに乗って西面に無事到着。
西面の大人気ピザ屋さんでテイクアウト注文して、待ち時間に近くの雑貨屋さんへ。
はい、どこにでもあるobjectです。
でも西面のobject見やすかった。
ちょっとだけ買い物。
ピザも受け取って、コンビニでジュースも買って、ホテルでピザパーティー!
おいしかったです!
ちょうど韓国料理に飽き始めてたから、ピザめっちゃいい。
そして遂にこの日で釜山は終了、明日はKTXでソウルに移動です。
荷造りって面倒くさいよね。
なるべく買い物減らしたけど、なぜ入らないのか?
まだお土産も買ってないのに。
なんとか荷造りをして、明日に備えて寝ます!
年末年始は韓国旅行に行ってました(ソウル編)
後半のソウル編は準備中です。