今日、欲しい本があって本屋さんに行きました。
本屋さんに行くと、必ず韓国語コーナーもチェックします。
そんな中、私が求めていた韓国語のテキストを見つけたので、思わず衝動買いしてしまいました。
それが「ダイアローグで身につける 韓国語の言い回し・慣用表現350」という慣用表現のテキストです。
私の韓国語能力は10年くらい前がピークだったかと思うのですが、その頃から苦手な韓国語がありました。
それがまさに慣用表現です。
他にも四字熟語、ことわざもなかなか身に付きませんでした。
ずっと苦手意識があります。
とにかくテキストでコツコツとガリ勉するのが苦手な私は、ただ覚えるだけの四字熟語、ことわざの壁にぶち当たるしかなかったわけです。
もちろん知っている表現もあります。
ドラマのセリフやバラエティ番組で出てくる表現、Naverのコラムを読んでいて出てくる表現などです。
覚えている慣用表現はテキストで勉強したわけではありません。
前後の文脈やそのシーンの雰囲気でイメージとして捉え、いつの間にか意味が分かるようになったという感覚です。
この覚え方も変に日本語が介在しないのでいいのですが、よく出てきて自分の耳に残るものしか覚えられません。
これまで何度もテキストを買ってみようかと思ったことはあるのですが、どれもピンと来なかったのです。
変に真面目に作られていたり、反対に変にポップに作られていたり。
前者は文字が小さく説明も長くて堅苦しいし、後者は文字が大きくルビまであって説明が簡単すぎるということが多かったように思います。
そんな中、今日買ってきた「ダイアローグで身につける 韓国語の言い回し・慣用表現350」の中身はこんな感じです。
めっちゃ見やすい。
私のお気に入りポイントは下の3つです。
1. 例文が会話文なので、ニュアンスが掴みやすい
2. イメージしやすいイラストがあるのに邪魔ではない
3. ルビがついていない
1つ目の「例文が会話文」というのすごく分かりやすいです。
よくある例文は1文だけだったりしませんか?
あれはあれで分からないわけではないですが、2往復分の会話だと状況も捉えやすいですし、自分が使うことも想定しやすいです。
2つ目のイラストですが、個人的には好みのタイプのイラストです。
見出し語の横にあるので、とりあえずは語句とイラストだけでも何となくニュアンスが掴めます。
しかも変に主張していないので、とてもさりげなくて邪魔にならないんですよ。
3つ目はルビなんて語学習得の邪魔でしかないと思っているので、ルビがないというだけで高評価です。
とにかくニュアンスが伝わるというところがとても好きです。
本屋さんでパラっと立ち読みしたページだけでも「なるほど!」と思ったくらいです。
それで衝動買いすることになったくらいです。
反対に私はいらないかな?と思う部分もあります。
それは見出し語のすぐ下にある会話文の日本語訳です。
え?先に日本語?と思いました。
上から順に読んでいくと、まだ韓国文も見てないのに日本語が出てきます。
なぜなんでしょう?
ニュアンスを掴みやすくするためでしょうか?
ちなみに私はこの部分は飛ばすので読まないです。
分からない表現がある時だけ確認に使います。
なので、私の好みでは日本語訳は1番下とかでも良かったかなと思っています。
さらに下3分の1に単語コーナーがありますが、これも個人的にはいらないかな?と。
日本語訳か単語かどちらか1つあればいいのかな?と思いました。
ただ、いらないかな?ポイントは、そこまで気になりません。
著者の「はじめに」を読むとハングル検定3級やTOPIK3級相当の方からの使用を想定してるそうなので、そうすると必須だなと思います。
私個人も分からない単語を調べる手間が省けるので、便利です。
私の場合、分からない単語は自分で調べた方が脳に定着してる気はしていますが。
あ、ちなみに音声もダウンロードできます。
聞いてみたらスピードはゆっくりだったので、聞き取りが苦手な方でも大丈夫なのではないでしょうか。
これでパダスギするのもいいかもしれません。
そんなこんなで久しぶりに買った韓国語のテキストちゃんと最後まで読み進めたいと思います。
この本が気になる方は、ぜひ本屋さんで中身をチラっとチェックしてみて下さい。
それにしても韓国語コーナーは相変わらず入門・初級テキストが豊富ですね。
あれだけいろんなタイプの入門・初級テキストがあれば、絶対に自分に合うものが見つかりそうです。